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厳しさの中に1

湿原がピンク色に染まる・・・
刻々と変わる湿原の色。
朝日があたる山の斜面。
煙突の煙がまっすぐ上る。まるでロウソクみたい!
数分の間のショータイム最高!!
・・・ふと振り返るとお日様が上りだした。
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ダケカンバがここにある

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大きな大きなダケカンバ。
普通は阿寒の山の標高の高いところにあるはずのダケカンバ。
寒いところが大好きなダケカンバが春採湖の丘には存在する。
それだけ寒いということ・・・。
白樺に似ているけれど、その形は人が太陽を掴むかの様に幹を大きく広げている。
枝ぶりが芸術的。白いところは太陽を浴びて光って見える。
大きく大きく腕を広げて太陽を浴びたいの・・・そんな声が聞こえてきそう。

富貴草が教えてくれる

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ほら・・・あったあった!!
雪の中でも緑色の富貴草。常に1年中緑色。
まるで雪の中に隠れているみたい。
鬱蒼とした森の一番下に穏やかに生きている植物。
太陽が嫌いなわけじゃないけれど・・・。
夏は他の緑に邪魔されて見えないけれど・・・。
しっかり生きている。
これがあるのはここがかつて鬱蒼とした森であった証。
それが春採湖の散策路には現存する。

チャシの壕跡

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3.jpg 冬のチャランケチャシ。
誰もいないかと思いきや・・・
雪の上に人の歩いた跡がたくさん。
昔から同じ風景を見ていた人たちがいる。
壕の跡が夏にはわからないのに、
冬ははっきりそれがわかる。
ここで何を考え、何をしていたのか。
春採湖の形は変わったかもしれないけれど、そこに吹く風や降る雪は今も変わらず・・・。
凍える冬にも人はここにいたのだろうか。
そんなことを考えた冬の午後。


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