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湿原の博物館

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釧路湿原の中は水がたくさん。
でも川の水もないところが少しだけ。
雨水だけで暮らす植物たち。
過酷な環境で暮らすすごいヤツ。
酸性の土地で耐えるすごいヤツ。
高層湿原の植物たちは我慢強い植物たちの集まりなのです。
そして、離れたところにポツンと立つシラカバ。
それもすごく強かな植物。
この釧路湿原は、高層湿原、ヨシスゲ湿原、ハンノキが小さな範囲でみることができる
まるで湿原の博物館の様な場所なのです。

ハンノキ世代交代中

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ハンノキはすごい!!
自分が生きられなくなったら
すぐ側で世代交代をする。
ハンノキは湿原をしっかり守り続けている。
決して住みやすい環境ではないにもかかわらず、
昔からそこに存在した。
湿原の中にはハンノキだけがたくさん存在し、
ハンノキ林を形成するほど。
ハンノキを見たら今は何代目なのか覗いてみてくださいね。

あまりにも当たり前に見かけるハンノキ、されどハンノキ・・・なのです。

いつまでたっても若返りを繰り返す湿原

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ここは大島川の大きな支流の3つのうちの一つ。
名前もついていない無数の川が湿原の中を流れている。
縦横無尽に流れる川たち。
だから釧路湿原はいつまで経っても若いのだそう。
川の流れが変わり、また元に戻り、1からスタートする。
3000年から4000年とも言われる釧路湿原、その80%がヨシスゲ湿原というのも若い証拠。
釧路湿原みたいになりたい!!と思わず叫んだ私です。

逆走する川???

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こんなところは初めて!!
大島川って?変わった川らしい。
普通川は北から南に、
海に向かって流れているのに。
大島川はどうやら北に向かって流れているとか。
水は高いところから低いところに流れるのに・・・???
実は釧路湿原は平らではなく、
微妙に高低差があり、
こんな川が湿原内には結構あるのだそう。

国道側で車の音が聞こえているのに、少し離れただけで原始の世界がそこに広がる不思議。

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